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「木のデザイン」公募展2011

2011.03

信州カラマツの美しい木目など風合いにより、「木の文化」を環境や資源の問題として伝え、人々が感受しふれあうことができるものと考える。自然をその姿のままで感じ合うことも人と森との関係であるが、「木」を文化として成立させるために、人々が「木」をどのように生活に取り込むのか、「木」とどのようにふれあい感じ合うのかが重要である。自然に生成された「木」を人が創り出した抽象形態によって切り出すことで、今までは人の目に触れることのなかった「かたち・木目―造形」が現れる。それはひとつとして同じものがない自然そのものである。